高校時代

令和になってから一層

上から支配しようとしたりコントロールしようとしたりする力が

社会に蔓延していると感じるのは

自分だけだろうか....

 

ルールを守らない人々

かつては

暗黙の了解でできていたことが

道徳心を欠けた行為や行動で

制御できなくなってきているからだろうけど。

 

だからと言って

何でもかんでも

法律や条例を設ければ

安泰となるわけじゃないだろうに

 

むしろ規制すればするほど

厄介な事件や事故が起こりうることもあるように思う。

 

コンプライアンスなんて言葉も

あちこちで使われるが

本来気持ちの良い言葉ではない。

 

区立中学が軍隊のような(軍隊には入ったことないから想像だけど)

厳しい規則の雁字搦め

当時も時代錯誤の

男子生徒は全員「五分刈未満」いわゆる坊主頭

でいて、

先生は教室で煙草をプカプカ吹かしながらの授業

 

一日数回は誰かしら

往復ピンタ、平手打ち、拳で殴られ、蹴りを入れられ

なんてのは当たり前の出来事だった。

連帯責任でクラス全員男も女も殴られるなんてことも

珍しくなかった。

 

教室には1ヶ月で誰が一番先生に殴られたかを

ランキングされグラフにされ

貼られていた。(誰が数えてたんだっけ?自分で殴られる毎に書き足すルールだったのか)

 

親にも殴られたことのなかった俺は

初めて殴られた日は小便がちびるかと思った。

(本当は少しちびったが)

 

そんな中学時代もあって

都立高校は自由でのびのびと

過ごすことができた。

 

今思えば中学には戻りたくないが

高校には戻ってみたいと思う日もある。

 

クラスの何人かは

必ず朝のモーニングを食べながら

喫茶店でマンガを読み煙草を吹かして

授業をサボっていたり


またクラスの1/3ほどは

原チャリや単車で通学していたし(ノーヘル)

4月生まれなんかは18才と同時に

車で来てたのもいた。


昼休みは学校の塀を乗り越えて

区役所の食堂で470円もあれば

ラーメンとカツカレーが食べれたから

一斉に学生食堂化していた

 

中間試験や期末試験が終われば

決まって3クラスほどが集まって(8クラスあった)

お好み焼きややジンギスカンで

ビールや酒をガンガン飲んでいた。

 

喫茶店然り、飲食店然り、区役所の食堂然り

店の人たちも高校生とわかっていながら

喫煙も容認し酒も提供してくれていたのだ。

 

現代じゃ色んな余計なお節介がしゃしゃり出て

通報やら苦情やら飛び交うんんだろうね。

コンプライアンス至上主義とやらで....

 

酒を飲んだって別に

人様の物を壊したり

暴力沙汰を起こしたり

店に入って動画撮影の為に

売り物をダメにしたり

そんなこと誰もしないし、

皆、愉快に他のクラスの女子や男子と

酒の勢いで交流を深めたり

Happyなことしかなかったのだ。

 

お開きになると

それぞれが

相手を見つけて女の子を

家まで送って行くのが

普通になっていたり、、、

 

急性アルコール中毒で運ばれたり

することもなかった。

 

世の中が大らかだったね。

 

この先、日本はどこまで

大らかでなくなって

法律や条例や規則にとらわれ

白線を少しでもはみ出たら

クラクションが鳴り響く国に

なって行くのだろうか。

 

それも人を上から

支配やコントロールしようとする

連中が考えていることなんだろうね。

法律を作った歴史を刻む手柄とか

営利目的だったり。

 

「令和」という元号は

最初から好きでないので

自分は西暦以外使わないようにしてるが

(今が何年で何年か前が何年だったのか覚えられないのもあるが)

そんな意味も含まれているのだろうかと思ってしまう......

 

未来が窮屈で狭くなって行くようで

現代の子供たちが

子供らしく無くならないのか心配だが

子供たちにしてみたら

昭和の今の我々の過ごしてた

時代を知らないのだから

今が当たり前なんだろう。

 

きっと

おっさん達は無駄な時間ばかり

過ごしてたんだね〜なんて

言うのかもしれない。

 

今、5分でできることを

何週間もかけてやってたかもしれないが

 

無駄なことなんて

何一つ無かったよ。