同調するのが気持ち悪い

昔から多数で徒党を組んだり

仕事なのにサークル乗りで同調し合ったり

同調しないと仲間外れにしたり

コンサート等で観客一斉に同じフリをさせられたり、したり

それらが気持ち悪くて仕方がない。

 

 

5歳の時

幼稚園のお散歩で

公園内でみんなで

同じ動きの体操をさせられ

嫌で嫌で

こっそり後退りしながら公園を抜け出し

家に1人で帰ってしまったことがある。

 

生憎、母が外出してて家には入れず

隣に住んでた他人の家に上がり込み

お煎餅を頂いているところへ

担任の先生と母が現れ

御用となった。

 

それはそれは

大人たちにとっては

一大事だったに違いない。

 

そんなこんな筋金入りで

同調が苦手なわけである。

 

特に最近のご時世は

同調に反発する者を

虐めたり、SNS上でバッシングしたり

意見交換ではなく排除しようとする風潮がある。

 

さまざまな考えや正義が

あって当然なのに、敢えて分断を作り

マイノリティは間違っているかのような圧力をかけたり。

 

かと言って口を閉ざしていれば良いわけでもなかったりする。

 

民主主義からするとほど遠くなっている。

 

"みんなちがってみんないい"(金子みすゞ)

小錦八十吉が『私と小鳥と鈴と』をNHKで歌うように

(この詩に曲を付けられたことはとても光栄なことでした。)

大人よりも子供たちの方が

よっぽど個性や違った考えを受け入れる力があるけど

大人たちがそうではなくなっていると

遅かれ早かれ子供たちも同調することが

安心安全で事勿れ主義に依存してしまうことになるだろう。

 

生きつらい世の中ですな。