生きるとは

人それぞれ人生の全うのやり方がある
それは選べるのか?
身も心も健全で社会に反骨的な元気があるうちに
もしかしたら選べるのかもしれない。
兎角、そんな時期には何時死んでも良いと潔く勢いだけで風を切って歩いているものだから
選ぶなんて贅沢な思慮はもつ術はない。
人に優しくなる前に
自分に厳しくなり過ぎて
結果、人にも厳しくなっている。
その人が明日死んでしまうなんて思ってもみないしね。
年輪を重ねる毎に
人の死を間近に知る様になると
少しは自分の置かれている場所と縁を真剣に改めてみたり。
親たちは何時でも子供の幸せを思って自分たちの身を削り生きてきた。
子を持って知る親の恩とはよく言ったものだ。
そんな親たちも子離れし
子は親離れした時に青春の欠片を拾いに何十年ぶりに旅をする
人生のうちで貴重な一瞬に過ぎない。
何故なら病気と老いと不安に苛まれる未来が隣合わせだから。
エゴを捨て老いても夢さえあれば過去に縋らず他人にもそっと経験と知恵を与え優しくなれると信じている。
そんな爺さんになることが夢でもあり、
そんな子供でいつまでもいたい。